概要
1958年(昭和33年)の(設定上は昭和30年代前半)日本を舞台にしたファンタジー。田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ、メイ姉妹と、“もののけ”とよばれる不思議な生き物「トトロ」との交流を描く。
1988年4月16日に東宝系で日本公開された。観客動員数は約80万人。英語版でのタイトルはMy Neighbor Totoro。封切り時の併映は高畑勲監督作品『火垂るの墓』だった。公開日は春休みが終わってからで、配給収入は5.9億円と『風の谷のナウシカ』を大きく下回ったが、キネマ旬報の「日本映画ベストテン」第1位など、各種日本映画関係の作品賞を獲得。1989年4月28日以降、テレビ放映も繰り返し行われた。
キャッチコピーは「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」と「忘れものを、届けにきました」のふたつ。
前者は糸井重里によるもので、日本テレビ系金曜ロードショーにてテレビ放映される際も本編最後に挿入される(2006年7月28日/2008年7月18日の放送では未挿入)。『宮崎駿全書』(叶精二、フィルムアート社、2006年)によると、コピーは当初、「このへんな生きものは、もう日本にはいないのです。たぶん」だったが、宮崎駿の意向により現在のものに変更された。
後者は、同時上映された『火垂るの墓』との共通コピーであり、『火垂るの墓』の宣伝等でも用いられている。
声の出演
| キャラクター | 日本語版 | 英語版(ディズニー版) | 英語版(ストリームライン版) |
|---|---|---|---|
| 草壁サツキ | 日高のり子 | ダコタ・ファニング | リサ・マイケルソン |
| 草壁メイ | 坂本千夏 | エル・ファニング | シェリル・チェイス |
| 草壁タツオ(お父さん) | 糸井重里 | ティモシー・デイリー | グレゴリー・スニーゴフ |
| 草壁ヤス子(お母さん) | 島本須美 | レア・サロンガ | アレクサンドラ・ケンウォーシー |
| トトロ | 高木均 | フランク・ウェルカー | |
| ネコバス | 龍田直樹[要出典] | フランク・ウェルカー | カール・メイセック |
| カンタのばあちゃん | 北林谷栄 | パット・キャロル | ナタリー・コーレ |
| 大垣勘太(カンタ) | 雨笠利幸 | ポール・ブッチャー | ケネス・ハートマン |
| カンタの母 | 丸山裕子 | メラニー・マックィーン | |
| カンタの父 | 広瀬正志 | ||
| 学校の先生(森山玲子) | 鷲尾真知子 | ||
| ミチ子(ミッちゃん) | 神代智恵 | ブライアン・シッダール | |
| 草刈り男 | 千葉繁 | ||
| 本家のおばあちゃん | 鈴木れい子 | ||
| 農作業車に乗っていた男 | 中村大樹[要出典] | スティーブ・クレイマー | |
| 農作業車に乗っていた女(リョウコちゃん) | 水谷優子[要出典] | ララ・コーディー | |
| 郵便配達員 | 西村智博[要出典] | ||
| バスの車掌 | 平松晶子[要出典] | ||
| その他 | TARAKO 大谷育江 石田光子 |
アシュレイ・ローズ・オル カテリン・ペーターゼン エヴァン・サバラ |
音楽
※作曲・編曲は全て久石譲が担当