概要
スタジオジブリの作品『耳をすませば』の主人公・月島雫が書いた物語、という位置づけの作品で、スピンオフ作品にあたる。猫の男爵バロンが2作に共通して登場する。宮崎駿のリクエストをうけて柊あおいが描き下ろしたコミック『バロン 猫の男爵』を原作とする作品。
バロンの声を担当する声優は主人公とのバランスを考慮し、『耳をすませば』の露口茂から袴田吉彦に変更された(監督曰く「若々しい感じを出したかった」との事。もっとも、制作時点で既に露口は芸能活動を休業している状態だった)。また、『耳をすませば』で雫の声を担当した本名陽子が、クラスメイトのチカ役を担当している。
キャッチコピーは「猫になっても、いいんじゃないッ?」(糸井重里)。
日本国内の興行収入64.6億円、DVDとVHSを合わせたビデオグラム出荷本数は2007年5月時点で72万本を記録した。
何となく日常を過ごす、ごく普通の女子高生・吉岡ハルは、ある日、車に轢かれそうになった猫を助ける。助けられた後、その猫は日本語で礼を述べ、二足歩行で歩き去る。実は、彼は猫の国の王子・ルーンだった。
次の日、猫の国から、王子の命を救ったお礼の品が届けられるが、猫じゃらし、マタタビ、ネズミといった、猫しか喜びそうのない代物ばかり。文句を言うハルに、それならば猫の国へご招待致しますと使者は答え、突然現れた猫の集団に、ハルは連れ去られてしまう…。
声の出演
| キャラクター | 日本語版 | 英語版 |
|---|---|---|
| 吉岡ハル | 池脇千鶴 | アン・ハサウェイ カティア・コー(幼い頃) |
| バロン | 袴田吉彦 | ケイリー・エルウィス |
| ムタ | 渡辺哲 | ピーター・ボイル |
| トト | 斉藤洋介 | エリオット・グールド |
| ルーン | 山田孝之 | アンドリュー・ベヴィス |
| ユキ | 前田亜季 | ジュディ・グリア |
| 猫王 | 丹波哲郎 | ティム・カリー |
| ナトリ | 佐戸井けん太 | ルネ・オーベルジョノワ |
| ナトル | 濱田マリ | アンディー・リクター |
| 吉岡直子 | 岡江久美子 | クリスティン・サザーランド |
| ひろみ | 佐藤仁美 | クリスティン・ベル |
| チカ | 本名陽子 | |
| その他 | 田中敦子、宮本充、長克巳、塚本景子、白鳥由里、香月弥生、駒村多恵、鈴井貴之、大泉洋、安田顕、岸祐二、中村俊洋、清水敏孝、青木誠、江川大輔、新垣樽助、よのひかり | グレッグ・バーグ、エリン・チェンバース、ロバート・クロットワージー、テリー・ダグラス、コートニー・ドレイパー、ジェイソン・ハリス、モナ・マーシャル、ブラッドリー・ピアース、ディズ・ホワイト |
主題歌